住まいについて思うこと

住まいの売買で引渡し日とは入居可能日のことで、保証期間やローンの金利などはこの日を基準にします。

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住まいについて思うこと

保証などは住まいの引渡し日が基準に

住宅を購入すると、引渡し日が設定され、その日から入居も可能になります。引越しの日程や仕事、学校の都合などで入居が遅れることもあるでしょうが、保証期間や住宅ローンの金利などは引渡し日が基準になりますので、なるべく速やかに新しい住まいへ入居できるようスケジュール調整をしましょう。新築物件では引き渡しの前に必ず内覧日いう内部をチェックする日が設けられます。内部をチェックし、確認書にサインをしたら、後で不具合を見つけても売主はなかなか責任を認めませんので注意しましょう。設備は仕様書の通りに間違いないか、ちゃんと動くか、ドアの開閉はスムーズか、水道の出は悪くないか、実際に生活しているつもりで動かしてみましょう。

中古物件の場合は新築のように内覧日こそ設けられていませんが、もちろん希望すれば内部のチェックはさせてもらえます。これから生活をする大切な住まいなのですから、必ず1度は訪れて設備の消耗具合等を見ておきましょう。新築と違って設備が古いですから、きちんと稼動するかどうか新築以上に神経を尖らせたほうが良いでしょう。中古物件は瑕疵担保責任もごく短期間になっていることが多いので、尚更気をつける必要があります。引渡し日が遅れると買主のほうも入居遅れに際して生じた損賠を買主に請求できる代わりに、残金を用意できないなど、買主の都合で引渡し日が遅れると逆に賠償責任が生じます。
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