フラット35には購入する住まいに条件が
住宅ローンの審査に落ちたからといって、住まいの購入を諦める必要はありません。住宅ローンを扱っている機関は数多くありますので、1つの機関で融資を断られても、別の機関では融資してもらえることはよくあります。融資元によって審査の基準も異なり、厳しいところもあれば甘いところもあります。審査基準ギリギリで断られた場合などは、別の機関で融資してもらえる可能性も高いでしょう。但しクレジットの滞納があったり、2~3年以内に自己破産や個人再生をしているような人に大金を貸してくれるところはそうそうありません。そのような事情があれば、住まいの購入そのものを諦めざるを得ないこともあるでしょう。
住宅ローンには公的なものと民間のものがあります。公的なものとは自治体が扱っているローンや、財形貯蓄をしている人を対象にした財形住宅融資などがあります。民間に比べて金利が低いのが特徴です。申し込み条件を満たしていればまずはここからあたってみると良いでしょう。フラット35はよく公的融資と勘違いされるのですが、これは分類すれば民間融資になります。民間の金融機関が住宅金融支援機構と提携して行う融資です。但しフラット35は一定の技術水準を満たした住まいの購入にしか利用できないなどの条件があります。